1000年以上続いてきた勇壮な早船神事

熊野速玉祭(御船祭)

  • 毎年10月中旬
  • 和歌山県新宮市新宮(熊野速玉大社)

まつり動画配信中祭りドキュメンタリー

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まつりの概要

初日は神馬が渡御する「神馬渡御式」が、つづいて2日目の「御船祭」では、熊野川の河口近くにある御船島(みふねじま)を目指して、神輿を乗せた船の渡御が行なわれます。先導する9隻の船が島を3周し、その速さを競う早船競漕も。

映像サムネイル

まつりにまつわる物語

神々が日本を支配していた時代、熊野速玉大社の主祭神のもとにお后となる神が来臨しました。その様を再現したのが御船祭です。ご神体を乗せた朱色の船による渡御をはじめ、神馬や神輿の渡御式、御旅所神事など、さまざまな神事が執り行なわれます。

あわせて楽しみたい

熊野の郷土食「めはりずし」は、おにぎりを高菜の葉の漬物で包んだシンプルなもの。その昔、山や畑での作業時に手早く食べられるよう大きく握られていて、食べる際に目を見張るほど大きな口を開けること、また目を見張るほどおいしいことからこの名がついたそう。市内の飲食店で食べられるほか、駅弁にもなっています。

初日に行われる「神馬渡御式」は、遥か昔に神が渡御した地を巡る
2日目は世界で唯一「川の参詣道」として世界遺産に登録されている熊野川を渡御

地元の方からひとこと

まもなく2000年に近い歴史を有するわけですが、未来につないでいきたいという思いは毎年強くなっています。

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