神が宿る榊の枝をもぎ取ると、無病息災で暮らせる
榊祭
まつりの概要
前夜祭では、神が宿るとされている榊の木をのせた神輿が夜通し巡行。翌早朝には、笛の合図で榊の枝を一斉にもぎ取る「榊取り」が行なわれます。昼間になると、厳かな神輿が町内をまわります。3つの町会による、流派の異なるお囃子競演も見どころです。※コロナ禍のため、今年は規模を縮小して開催。
まつりにまつわる物語
日吉神社が、山の神を祀る神社「山王大権現(さんのうだいごんげん)」の称号を賜ったことをきっかけに、1767年にはじまったまつりです。約5mもの榊神輿は、3つの町会が毎年交代で手づくり。このおまつりで榊の枝をもぎ取ると、一年間無病息災で暮らせるといわれています。
あわせて楽しみたい
日吉神社は、年間20種類以上の華やかな直書きの御朱印の頒布で知られています。また、市内でくじらの化石が発掘されたことから、花火や出店、パレードなど多くの催しが行なわれる「くじら祭」や「くじらロード商店街」などが市民に親しまれています。
地元の方からひとこと
おまつりはコミュニケーションです。この時期じゃないと老若男女が一緒にやることはないので、力を合わせないといけないと思います。