稲作の流れを演じて、今年の豊作を祈願するまつり
徳丸北野神社 田遊び
まつりの概要
田遊びとは、その年の五穀豊穣と子孫繁栄を祈って稲作の流れを模擬的に演じるまつり。全国各地でさまざまな田遊びが行なわれていますが、徳丸北野神社のものは1000年以上の歴史を誇り、ほぼ完全なかたちで現代まで受け継がれている珍しい例として、国の重要無形文化財にも指定されています。
まつりにまつわる物語
注連縄と竹でつくられた「モガリ」と呼ばれる舞台上で、種まきから稲刈り、倉入れまでを、和太鼓の音に合わせた歌とともに演じます。演目中、稲穂に見立てた「早乙女」に扮した小さな子どもを和太鼓の上に乗せて胴上げするシーンでは、苗の成熟と子どもの成長を表しています。
あわせて楽しみたい
旧中山道の宿場町「板橋宿」に沿って南北に伸びている仲宿商店街。約130の店舗が並ぶ昔ながらの商店街ですが、この一角にひっそりと立つ神社「縁切榎(えんきりえのき)」は、「悪縁を切って良縁を結んでくれる」として、全国から参拝客が訪れるパワースポットです。