震災にも負けず続けられる、豊漁を願う海のまつり
安波祭
まつり動画配信中祭りドキュメンタリー
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まつりの概要
豊漁豊作と海上の安全を祈り、苕野(くさの)神社の境内や砂浜で、神楽や花笠を被った小学生による田植え踊りなどが奉納されます。また、「安波(あんば)、安波」の勇ましいかけ声とともに樽神輿を担いだ男性たちが冬の海に入って神輿を清めるなど、さまざまな催しが行なわれます。

まつりにまつわる物語
かつては海の小島にあった苕野神社で、潮水を献じ、水の濁り方や泡立ち方などからその年の漁獲を占ったことが安波祭の始まりと言われています。悪天候を理由にまつりを中止すると災いが起きるとされてきたため、300年間欠かさず決行されていました。東日本大震災の津波によって神社が喪失してしまった際も、伝統を絶やすまいと避難先で行事が続けられてきました。現在は土台だけが残る神社跡で行なわれています。
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