にぎやかなお囃子の音色とともに、行列が町を練り歩く
秋葉まつり
まつりの概要
火の神さまが祀られる秋葉神社の春まつり。火防や災難避けの願いを込め、神輿を先頭にした行列が練り歩きながら、太刀踊りや「鳥毛ひねり」などを奉納します。クライマックスの「鳥毛ひねり」は、火事装束の若者たちが、長さ7メートル、重さ8キログラムにもなる鳥毛(大毛槍)を投げ合うもの。
まつりにまつわる物語
練りは3つの地区の人々からなり、200人ほどの行列で編成されます。地区ごとに、それぞれ衣装もお囃子も違うのが特徴です。天狗の面をつけた「鼻高」を先頭に、旗や台笠、お囃子の行列が続き、秋葉神社に御神体が奉納されます。道中では、ヒョットコやお多福の面をつけた「油売り」が、けがれを払うお守りを売り歩きます。
あわせて楽しみたい
県立自然公園にも指定されている渓谷「中津渓谷」。川沿いに整備された遊歩道沿いには、透明度の高い仁淀ブルーの川や滝、美しい森、大きな石柱など大自然が広がります。渓谷の入口には茶屋や温泉も。
地元の方からひとこと
みんなが祭りを盛り立ててくれたので、胸がいっぱいです。秋葉まつりは、生きていると思わせてくれるかけがえのない場所です。