師走の空に掲げられた、光輝く提灯同士の激しい戦い
古河提灯竿もみまつり
まつりの概要
20メートル近い竹竿につけた提灯を激しくぶつけあい、相手の提灯の火を消しあうまつりです。各団体、簡単に火が消されないよう、提灯には細工が。火の粉が飛び散り、竹が折れる音が響きわたり……トーナメント制で激しいバトルが繰り広げられます。
まつりにまつわる物語
1チーム21人のチーム対抗で競う「競技もみ」と、勝敗の関係ない「自由もみ」、10メートルの竿でもみあう「子どもの部」が行なわれます。「競技もみ」では、予選を勝ち抜いた上位8団体で決勝戦を行ない、火を消すだけでなく、提灯が壊れても負け、竿が砕けても負けとなります。「自由もみ」では、参加者が一斉に提灯をぶつけあいます。
あわせて楽しみたい
市内にある古河公方公園(こがくぼうこうえん)は、古河公方と呼ばれた関東足利氏の史跡や、御所沼や蓮池、森や水辺の野鳥など、見どころたっぷり。「自然と文化の再生」「自然と人間を表現したデザイン」「四季折々の自然」の3点が評価され、ユネスコとギリシャ主催のメリナ・メルクーリ国際賞を受賞しました。
地元の方からひとこと
今回優勝できたのは、仲間が全員同じ方向を向いて一緒に力を入れられたからだと思っています。