「左義長」が盛大に町を練り歩き、春の訪れを告げる
左義長まつり
まつりの概要
織田信長が自ら華美な衣装で参加したと伝えられている、歴史あるおまつりです。13基の「左義長」とよばれる山車が町を練り歩く姿や、左義長同士がぶつかり合う「ケンカ」は圧巻。最後には山車に火をつけ、一年の無病息災を願います。
まつりにまつわる物語
左義長は、わらで編んだ3メートルほどの松明の上に青竹を立て、赤紙やくす玉などで飾りつけた山車。中心にはその年の干支にちなんだ動物の飾りがつけられており、すべて海産物や穀物などの食材でできているのが特徴です。火まつりにちなみ、鮮やかな赤色が多く使われています。まつりの間に山車コンクールの審査が行なわれ、優秀作品は表彰されます。
あわせて楽しみたい
織田信長ゆかりの地である安土町は、織田信長が天下統一を目指す拠点となった地とされています。現在は焼失してしまった安土城ですが、城へ続いていた石段や、石垣は現存しています。また付近には、信長になりきった声で接客する飲料自動販売機が設置されており、ボタンを押すと「いざ出陣!」の声が鳴り響きます。
地元の方からひとこと
生まれたときからずっと参加しており、昔から受け継がれてきたものを自分ができるのはすごく光栄です。これからも伝えていきたいです。