梵天を担ぎ、威勢よく先陣を競い激しくもみ合う
三吉梵天祭
まつりの概要
色鮮やかな布で飾られた「梵天」を奉納する神事。力の神・三吉霊神にあやかろうと、梵天をいち早く本殿に奉納するために争う人々の姿から、「けんか梵天」とも呼ばれます。約80本の梵天が奉納されるその規模は県内随一で、拝観者も一体となって賑わう秋田の冬の風物詩。
まつりにまつわる物語
元来は御幣や稲穂のかたちをしていた梵天は、年々華やかになってゆきました。現在は長さ3メートルほどの木の棒に、色鮮やかな布や御幣、お守りなどで飾った竹籠を被せたものが一般的です。
あわせて楽しみたい
日本100名城に選定されている久保田城跡に整備された千秋公園は、桜やつつじ、蓮の名所としても知られます。公園内には、茶室や神社、資料館、展望台、お堀などがあり、結ぶと鳩のかたちになるおみくじや秋田県グッズなども販売されています。
地元の方からひとこと
参加しているわれわれも、まつりに元気をもらっているので、周りの人も元気になってもらえればなと思います。