食 関連するまつりへ まつりの語源はなに?「食べること」との切っても切れない関係を解説 私たちの生活に欠かせない「食」。食はまつりの世界とも、切っても切れない深い関わりを持っています。民俗学者で國學院大學文学部教授の小川直之さんによれば、その背景を紐解いていくと、古代の日本人にとって「国家」とはなんだったのか、という理念にまで行き着くといいます。「政」を「まつりごと」という理由、そして「まつり」という言葉自体、人間が命をつなぐ食と深く結びついています。食の観点から見えてくる、まつりの本質を覗いてみましょう。 記事を読む 関連するまつりへ
子ども 関連するまつりへ 子どもは神仏のつかい? 全国のまつりと子どもが深く関わる理由とは 全国には、大人たちが子どもの誕生を祝い、成長を願ったり、子どもたち自身が登場して活躍したりと、子どもを主役にしたまつりが数多くあります。伝統行事やまつりと子どもが深い関わりをもっているのはなぜなのでしょうか? そこには、病などで子どもが健やかに成長することが現代よりも難しかった昔の人々の思いが隠されています。具体的なまつりを紹介しながら、解説していきましょう。 記事を読む 関連するまつりへ
鬼・天狗 関連するまつりへ 恐れられ、憧れられ、慕われる「鬼」の多面性。伝統芸能やまつりから考える 日本の昔話には人間から恐れられる化け物や妖怪が数多く登場しますが、なかでもポピュラーなのは「鬼」ではないでしょうか。現代では『鬼滅の刃』などをはじめ鬼を題材にした作品は多く、日本人にとってエンタメの世界でも馴染みのある存在です。鬼は恐ろしい存在でありながら、人々にありがたがられたり、慕われたりする側面も持つ存在。鬼が登場する伝統芸能まつりから、その不思議な存在について考えます。 記事を読む 関連するまつりへ
衣装 関連するまつりへ コスプレやリメイク文化のルーツも? まつり衣装に潜む歴史と面白さ メイン画像:山形県遊佐町の吹浦延年の花笠舞 (C) 下郷和郎 / 芳賀ライブラリー まつりの衣装というと、みなさんはどんなものを思い浮かべますか? 今回の記事では、例えばハッピ(法被・半被)や花笠のような、日本のまつりの「定番」衣装が、どのように広まり、進化してきたかをご紹介します。一見なじみが薄く感じられる衣装にも、じつは現代を生きる私たちと共鳴する感性が潜んでいるかもしれません。 記事を読む 関連するまつりへ
神輿 関連するまつりへ 似ているようでまったく違う神輿と山車。意外と知らないその正体を解説 大勢の人が豪華絢爛な神輿をかついだり、山車を曳いて街を練り歩いたりする光景は、日本のまつりを象徴するワンシーンです。しかし、存在を認知していても、その役割や背景を理解している人は意外と少ないのではないでしょうか。 今回の記事では、神職、そして陸上競技選手という異色の経歴を持つ金沢星稜大学の教授・大森重宜さんに案内人になっていただき、神輿と山車の違いといった基本情報から、「神輿を担ぐ」「山車を曳く」といった動作が生まれた背景、神輿と山車を楽しむのにおすすめのまつりまでをご紹介します。 記事を読む 関連するまつりへ
来訪神 関連するまつりへ サンタクロースとナマハゲは似てる?世界中にいる「来訪神」の普遍性と地域性 インパクトのある不思議な造形と身振りでわたしたちのもとに現れる神、来訪神。秋田のナマハゲをはじめ、日本にはさまざまな来訪神が存在し、その特徴的な姿には「日本の神様の多様性」が現れています。海外に目を向ければ、来訪神はユーラシア大陸や太平洋の島々にも存在するといいます。地域のローカルな神様として愛されるその存在について、紹介していきます。 記事を読む 関連するまつりへ
つくりもの 関連するまつりへ マンネリを嫌い、変化し続ける「造り物」。庶民のユーモアが支える文化とは 「造り物」とは、祭礼や儀礼、年中行事の際に、娯楽としての見せものや、賑わいを演出するための飾りとして、身近な日用品や材料を使ってつくられる造形物のこと。現在も、造り物を伴うまつりや年中行事は西日本を中心に各地で行なわれており、とくに夏まつり、盆や小正月行事によく見られます。 造り物は、時代ごと、地域ごとの展開のなかで、見立てのおかしさを味わう庶民の楽しみ、洒落や言語芸術を伴う知的な遊び、権威や社会への風刺、気持ちをフッと楽にする一種の「風穴」、出来栄えを競って町を盛り上げるコンクールなど、さまざまな機能を持って存在してきました。 ここでは、そんな造り物の基本知識や面白さを、武蔵大学教授で日本民俗学・日本祭礼史を専門とする福原敏男さんの解説を頼りにご紹介します。 記事を読む 関連するまつりへ
異界とつながる 関連するまつりへ じつはたくさんある、疫病退散のまつり。疫病に見舞われてきた日本人の考え 私たちが住む日本列島は、長い歴史のなかで疫病に繰り返し見舞われてきました。そのたびに人々は、さまざまなかたちで疫病を食い止めようと神に祈りを捧げてきました。科学的思考が発達した現在においてもなお、不安に対して「祈る」という一見不合理な行為は、人々の心の拠り所としてたしかに存在します。そこで、古の人々が疫病に見舞われた社会のなかでどのようなことを考え、どんな対処をしてきたのか? また全国で開催されている、疫病退散を由来とするまつりをご紹介します。 記事を読む 関連するまつりへ
囃子 関連するまつりへ 神楽=ソーシャルネットワーク? 神と人とが交流する場の面白さ 「神楽(かぐら)」とは、神社の祭礼時などに祭壇の前で行なわれる歌舞のこと。和琴や大和笛の音色を思い浮かべ、どこか神聖で荘厳な印象を持つ人もいるのではないでしょうか。しかし、神楽・伝承音楽研究家の三上敏視さんによれば、神楽はソーシャルネットワークのような交流の場であり、何百年も続くだけある楽しい催しなのだといいます。 また、全国各地で独自の進化を遂げた神楽の音楽には、いままでの「日本の音楽」のイメージをガラリと変えてくれるような魅力が潜んでいるといいます。この記事では、「神楽とはいったい何なのか」といった基礎的な情報から、神楽の音楽的な面白さに至るまでをご紹介します。 記事を読む 関連するまつりへ
舞踊 関連するまつりへ 祈り、男女の社交、コミュニティー。 人々はなぜまつりで踊り続けるのか? TikTokやストリートダンスなどをはじめ、現代において「踊る」ということは、快楽や楽しさに結びつくものがほとんどです。しかし、かつて「踊り」は、人々の願いや祈りに結びついた特別な行為だったのだといいます。現代においても、まつりと踊りは切り離せないものですが、なぜ人々はまつりで踊るのか。「踊ること」がもつ意味の変遷を、時代とともに紹介していきます。 記事を読む 関連するまつりへ