吹き上がる風にあおられながら「神明」が燃えさかる
阿月の神明祭
まつりの概要
災厄除けや病気除け、豊作を祈る火まつりです。「神明(しんめい)」と呼ばれる、飾りや御幣をつけた高さ約20メートルの2本の柱を東西の砂浜に立て、その周りを囲んで踊りを奉納。夜になれば火を放ちます。神明からとった飾りや御幣は、お守りとなります。
まつりにまつわる物語
昼と夜の2回奉納される踊りは、女性たちによる笠踊りや、新撰組や赤穂浪士の扮装をした男性たちによる踊り。夜の踊りのあとには、神明に放った火で餅などを焼いて食べると、病気にかからないといわれています。
あわせて楽しみたい
柳井市内には「白壁の町並み」として知られる江戸時代の家並みが現存し、商港都市として栄えた当時の商家が約200メートルの街路に建ち並びます。軒先には、愛らしい顔をした民芸品の「金魚ちょうちん」が揺れており、金魚をモチーフにしたグッズやグルメにも出会えます。
地元の方からひとこと
東西と分かれていますが、心は東も西もなく、お互いに協力し合って熱く盛り上げていきたいです。