狩猟信仰を色濃く反映。5日間にわたる厳格な舞
銀鏡神楽
まつりの概要
多くの古い神楽が残る宮崎県の山間部で、5日間にわたり夜通し開催される神楽。祭壇に猪の頭が供えられたり、猪狩りの様子を模した狂言が披露されたりと、狩猟に関する神事が多く含まれています。
まつりにまつわる物語
神楽に用いられる面そのものが神さまとされており、周辺の神社からこれらの神々を「神迎え(面さま迎え)」と呼ばれる儀式で迎え入れます。各地から集まってきた神々は銀鏡神社に行列を連ね、人々は手を合わせて迎え入れます。その後神楽の前半では、さまざまな神々が次々と舞い降ります。
あわせて楽しみたい
西都市には数多くの古墳が点在しています。九州最大規模の「女狭穂塚古墳(めさほづかこふん)」と「男狭穂塚古墳(おさほづかこふん)」を中心に、3世紀後半から7世紀前半にかけてつくられた古墳が300以上も集まっています。春になると、周辺には、約2,000本の桜と約30万本の菜の花が咲き誇ります。
地元の方からひとこと
私たちがやってきた神楽を下の子たちがやったり、私がまた違う神楽を舞ったりして、うまいことまわっています。