新たな一年の開運を願い、巨大な俵を引き合う
奇祭 高田大俵引き
まつり動画配信中祭りドキュメンタリー
![[object Object]](https://ik.imagekit.io/matsurito/d911eed5-4e26-4d70-8d28-b652b0f83fa3/0106web1.jpg?tr=w-1206,h-678,c-at_max)
まつりの概要
半股引、さらしにはっぴを身に着けた引き子たちが、紅白に分かれて大俵につながれた綱を引き合います。大俵は直径3メートル、長さ5メートル、重さ3トンもの大きさ。商工関係者が集まる赤組が勝つと商売繁盛、農業関係者が集まる白組が勝つと五穀豊穣になると伝えられています。

まつりにまつわる物語
俵引きの前には俵神輿が運行され、会場を盛り上げます。一般参加者による俵引きが終わるといよいよ本番。3本勝負による引き合いのあとには、大俵の上に置かれた、紅白の棒の争奪戦が行なわれます。この棒を獲得した者が今年の福男です。また、勝者は無病息災を祈って、縁起物の小俵365個をまきます。
あわせて楽しみたい
会場近くにある会津高田駅を通るのは、JR只見線。雄大な風景や四季折々の自然を背景に鉄橋を走るその姿は、海外からの観光客にも人気で、「世界で最もロマンチックな鉄道」ともいわれます。豪雨の影響で運休していましたが、2022年10月に約11年ぶりの再開となりました。


地元の方からひとこと
引き子も俵をつくる人も同じなので、自分たちでつくったものでおまつりができるのが魅力です。