イメージムービー 「まつりの気配」
たとえば、何かを口にする前に「いただきます」と声に出すこと。
たとえば、ふと耳に入った音楽に、思わずからだが動き出すこと。
たとえば、遠足の前日に、てるてる坊主をつくって晴天を願うこと。
日常のなかの小さな祈りや祝いの先に「まつり」がある。
まつりから見えてくるのは、その土地の文化や歴史、気候や風土。
いろんなまつりを探検しながら、あなたにとって新しい、
けれどどこか懐かしい何かと出会えるかもしれません。
その入り口がここにある、まつりと。
日本のまつり探検プロジェクト『まつりと』。
本映像では、まつりとプロジェクトのコンセプト文章を映像で表現しています。
出演いただいたのは、俳優、そして映画監督としても活躍されている須藤蓮さん、音楽を制作いただいたのは音楽家のオオルタイチさんです。
日常の生活の中で私たちが自然と行っている行動、発している言葉、祈りや祝いが「まつり」という文化に繋がっています。
裏を返せば、その土地で受け継がれているまつりから、その土地の文化や歴史、その土地に暮らす人の祈りや祝いを知ることができるはず。
今までは知らなかったまつりの楽しみ方を届けられたら、まつりという文化の背景に興味を持ってもらえたら、という願いを込めて映像を制作しました。
映像の中で日常と祭りを繋ぐのは影絵師川村亘平斎さんによる影絵。私たちの日常生活の中にある祭りの気配を、影絵や音楽、衣装、ヘアメイクなど映像を構成する全ての要素で表現しています。