ユーモラスな面をかぶり、夜通し舞う神楽
狭野神楽
まつりの概要
19時から翌日の7時という長丁場で執り行なわれる神楽です。400年以上の歴史を持ち、33演目中11演目が真剣を持って演じられることが特徴。面や装束、道具などは、江戸時代から受け継がれてきたものも多く、貴重な史料になっています。
まつりにまつわる物語
神社の広場に設けた「舞庭」と呼ばれる舞台で、数多くの舞が奉納されます。子どもが真剣を握って舞う「踏剱(ふみつるぎ)」や舞台で焼酎五合瓶を飲み干す「御酔舞(ごすいまい)」など見どころが絶えません。
あわせて楽しみたい
日本二百名山のひとつに数えられる高千穂峰の頂上には、霧島東神社の社宝「天逆鉾(あまのさかほこ)」が突き刺さっています。これは、イザナギとイザナミが日本列島をつくる際に使用されたといわれるもの。また、坂本龍馬が妻・お龍との新婚旅行で訪れた際に引き抜いたという逸話も残っています。
地元の方からひとこと
魂を込めて一生懸命舞うことができたので、満足しております。