神話の世界を体験できる、ダイナミックな海上神幸
みあれ祭
まつりの概要
日本神話に登場する日本最古クラスの神社「宗像大社」の秋季大祭初日に、国家の平穏、五穀豊穣と海上安全、大漁を感謝して行なわれるまつりです。竹に大漁旗を掲げた百数十隻もの漁船が、1時間かけて海上パレードを行なう光景は壮観です。
まつりにまつわる物語
古書によると、第14代天皇の后が朝鮮半島に出兵した際に、宗像大社に祀られている宗像三女神(むなかたさんじょしん)の守護を受けたとされます。その加護のもと成功を治めて無事帰還したことが、このまつりの起源といわれています。
あわせて楽しみたい
宗像大社の境内にある神宝館では沖ノ島で発見された貴重な神宝、約8万点が展示されています。そのほとんどが国宝に指定され、金製の指輪や銅鏡、勾玉など、時を超えていまなお魅力を放ちます。知る人ぞ知るスポットとして人気です。
地元の方からひとこと
大しけで船を出し、無事に帰って来られ、安全に漁ができるのは神さまのおかげだと思います。ただただ感謝しかありません。