神様の使い「かせどり」に、願いをこめて水をかける

上山市民俗行事 加勢鳥

  • 毎年旧暦正月13日
  • 山形県上山市上山城ならびに市内各所

まつり動画配信中私たちの祭り探検

[object Object]

まつりの概要

若者たちが頭から膝まであるわらみの「ケンダイ」を被り、神さまの使い「加勢鳥(かせどり)」に扮します。町を巡り踊っている加勢鳥に水をかけることで火の用心や五穀豊穣、商売繁盛を祈ります。

映像サムネイル

まつりにまつわる物語

「カッカッカーのカッカッカッ!」というかけ声が特徴的な歌とともに、加勢鳥は跳ねるようにして踊ります。また、加勢鳥から抜け落ちたわらは縁起物とされており、これで女児の髪を結うと、黒髪の豊かな美人になると伝えられています。

あわせて楽しみたい

山形県の名物「樹氷」は、限られた地域でしか見ることができない全国的にも珍しいもの。氷点下の水滴が木にぶつかった瞬間凍るのを繰り返すことで、もこもことした雪の塊になり、その姿から「スノーモンスター」と呼ばれています。蔵王では、ロープウェイからの鑑賞が定番。ライトアップされた夜間の風景も見どころです。

お米の象徴である「稲のわら」をかぶり、神様の使いとなった加勢鳥は、特徴的な掛け声を発しながら舞う
五穀豊穣・商売繁盛・火伏などの願いを込め、観客は加勢鳥に祝い水をかける

地元の方からひとこと

お客さんの笑顔が間近で見れるのが嬉しいです。県外の人もたくさん参加してくれているので、これをもっと広めていきたいです。

関連するまつり

1

#にぎやか

2

#わら・俵

3

#囃子

キーワードから絞り込む

キーワード

カテゴリから絞り込む

開催場所
開催季節
テーマ
動画種別