高さ2メートルの矢旗を背負って行なう、勇壮な太鼓踊り

伊作太鼓踊

  • 毎年8月28日
  • 鹿児島県日置市吹上町(南方神社・大汝牟遅神社)

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まつりの概要

花笠を被った美麗な衣装の「中打」、白装束に大きな矢旗を背負った「平打」などからなる20名ほどの一団が、太鼓を打ち鳴らしながら勇壮に踊ります。吹上町内の6地区で伝承され、毎年各地区が持ち回りで南方神社に奉納。その後、町内の30か所以上で披露します。

映像サムネイル

まつりにまつわる物語

室町時代に、現在の鹿児島県・薩摩国の武将が敵国の領主を降伏させた戦略を基に考案された、戦勝の踊りと伝えられています。踊りは10種ほどにわけられ、各地区でも違いがあり、極めて多彩です。「中打」は優美な踊りであるのに対し、「平打」は矢旗を駆使したダイナミックな踊りです。

あわせて楽しみたい

大汝牟遅神社の付近には、「千本楠(せんぼんくす)」と呼ばれる楠の木がたくさん生えた場所があり、2016年にNHKで放送された大河ファンタジー『精霊の守り人』のロケ地になっています。また、白く美しい砂浜が続く吹上浜は、日本の渚百選や日本三大砂丘の一つにも数えられています。

矢旗は戦において大将が持つ「軍配」の形となっており、力強く振ることで勇ましい大将の指揮を表現している
南方神社での奉納が終わると、一団は町内をまわって踊りを披露する

地元の方からひとこと

600年前の島津家の戦勝祝いから生まれた、薩摩隼人・薩摩男児らしい勇壮な踊りです。

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