無病息災の願いを込めて、たいまつを手に鬼が暴れまわる
修正鬼会
まつりの概要
鬼を追い払うのではなく、仏の化身として迎え入れる伝統行事。「ホーレンショーヨ、ソラオンニワヨ」のかけ声とともに、赤鬼と黒鬼が燃え盛るたいまつを手に、堂内を荒々しく舞います。参拝者の無病息災を祈願して、たいまつで背中や肩を叩きます。
まつりにまつわる物語
六郷満山天台寺院の住職らが鬼に扮し、鈴鬼(すずおに)と呼ばれる鬼が、鈴を鳴らして赤鬼(災払鬼)と黒鬼(荒鬼)を招き入れます。鬼はこの行事においては、悪鬼ではなく祖先が姿を変えたものとされ、赤鬼は愛染明王の化身、黒鬼は不動明王の化身であるともいわれます。
あわせて楽しみたい
市内にある「昭和ロマン蔵」は、昭和の懐かしさあふれるテーマパーク。館内には、昭和の民家や商店、学校の教室などが再現され、昔ながらの駄菓子を買うこともできます。昭和の町を知り尽くしたガイドが、館内を案内してくれます。
地元の方からひとこと
この地域の鬼は幸せを呼ぶといわれており、こういった行事ができるのは大変ありがたいと思います。