すぐ目の前を奉納馬が疾走。「馬蹄占い」が名物
小室浅間神社例大祭・流鏑馬祭り
まつりの概要
小室浅間神社の例大祭にあわせて行なわれる神事で、走った馬の蹄の跡で厄災を占い、争いや火事などが起きぬように祈願します。疾走馬を間近で見ることができるのも魅力のひとつ。前日は、奉納馬のパレードや富士山の溶岩でつくられた神輿の巡行、境内での催物などで賑わいます。
まつりにまつわる物語
約1,200年の歴史がある小室浅間神社で行われる流鏑馬祭は、平安時代末からはじまり、以降約840年、一度も途切れることなく開催されてきました。2頭の馬が朝・夕4回、計8回走ってできた足跡で吉凶を占うこの神事は、山梨県の無形民俗文化財にも指定されています。
あわせて楽しみたい
富士吉田市は、いわずと知れた日本の象徴・富士山を市内のいたるところから見られるほか、絶叫マシンで有名な遊園地「富士急ハイランド」を擁する街でもあります。良質な布製品でも知られ、秋になると地元の織物製品から古道具や雑貨、おいしいフードまで楽しめる「ハタオリマチフェスティバル」が開催されます。
地元の方からひとこと
本番では花火があがるなど、馬を煽って走らせるので少し怖いですが、走り切って足跡を残していかないとと思います。