東北屈指の規模を誇る神輿の一斉渡御で、熱気は最高潮に
寒河江まつり
まつりの概要
800年以上の歴史がある寒河江八幡宮の例大祭に合わせて開催される催事。全国で唯一となる翌年の米の作付時期を占う「作試し流鏑馬」などの神事が行なわれ、約4,000人の担ぎ手が集う「神輿の祭典」でクライマックスを迎えます。三種の神輿の迫力ある共演は圧巻です。
まつりにまつわる物語
由来となっているのは、鎌倉時代に行なわれていた寒河江八幡宮のまつり。鎌倉の鶴岡八幡宮で行なわれていた放生会と流鏑馬儀礼を取り入れ、生きた鳥や魚を放って神仏を供養し、弓馬の競技で神意を占うようになりました。放生会は明治時代初期に途絶えましたが、2015年におよそ150年ぶりに復活しました。
あわせて楽しみたい
山形の名物といえばさくらんぼ。甘味の強さで知られる紅秀峰は寒河江生まれの品種です。市内に約300箇所ある観光さくらんぼ園では、6月上旬から7月上旬までさくらんぼ狩りが楽しめます。100%源泉かけ流しで美肌効果のある寒河江温泉もぜひ。全国有数のバラの生産地でもあり、優雅な香りのバラ風呂もおすすめです。
地元の方からひとこと
久しぶりにおまつりを見ることができて、元気が出ました。また一年元気に過ごしていけたらと思います。