2つの自治会の威信をかけた山車の競演が見もの

春日神社 秋の例大祭

  • 毎年9月15日
  • 東京都西多摩郡檜原村(春日神社)

まつり動画配信中祭りドキュメンタリー

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まつりの概要

春日神社の秋の例大祭。昭和3年、昭和天皇の即位をお祝いする行事として始まりました。隣接する自治会同士が、それぞれ山車参りを行ない、合流地点で奉納囃子の腕比べを行う「すれちがい競演」が見どころです(コロナ禍のため、今年の「すれちがい競演」は中止)。

映像サムネイル

まつりにまつわる物語

春日大社の例祭は、3月と9月の2回。3月の例祭では、男性がふんどし姿で極寒の川に入り身を清める「御とう神事」のほか、火打ち石で神さまに奉納する米を炊くなどユニークな伝統が残り、東京都無形民族文化財にも指定されています。こうした600年以上続くまつりや神事は、村のなかでも一定の家の人々の世襲によって守られてきました。少子高齢化の煽りを受けながらも、現在まで受け継がれています。

あわせて楽しみたい

西奥多摩郡に位置する檜原村は、東京都にありながら、四季折々の自然に恵まれたエリアです。日本の滝100選にも選ばれた「払沢(ほっさわ)の滝」や、2億5千万年前の地層が露出した神秘的な「神戸岩(かのといわ)」、日帰り入浴ができる温泉「数馬の湯」などの観光スポットがあります。

秋の春日神社の例大祭は、神事などを経て、お囃子で締めくくられる
途切れることなく続くお囃子にあわせて、獅子が舞う

地元の方からひとこと

2年間まつりが中止になっていましたが、ようやくまつりが戻ってきたという感覚です。太鼓の音がするとほっとしますね。

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