豊玉姫を祭神とする、安産守護の神さまのまつり
安産祭り
まつりの概要
山中諏訪神社にまつられているのは、日本神話に登場する女神・豊玉姫。まつりで神輿をかついだ氏子の女性には、安産が約束されるといわれています。「もうそろ、もうそろ」のかけ声とともに、神輿をかつぎ練り歩く人々の姿は圧巻。
まつりにまつわる物語
第10代の天皇とされる崇神天皇により創建された山中諏訪神社。西暦104年、国中に厄病が蔓延し、それを封じるためにつくられたといわれています。江戸時代に本殿を修築して以降は、浦島太郎の乙姫のモデルである豊玉姫をご祭神としていることから、安産・子授けで知られるようになりました。
あわせて楽しみたい
山中湖周辺は標高約1,000メートルの高原地で、夏を涼しく過ごせるリゾート地。豊かな自然が広がり、全国でも5本の指に入る野鳥スポットとしても知られています。約30万平方メートルの広さを誇る「花の都公園」では、雄大な富士山を背景に、チューリップやヒマワリ、コスモスなど四季折々の花畑を楽しむことができます。
地元の方からひとこと
ここで授かった子を「こんなに大きくなったんですよ」と連れてきてくれることもあり、命が続いていくことは喜ばしいと思います。