ギネスブックに登録された、大迫力の綱引き合戦
那覇大綱挽
まつりの概要
国道を東西に分けて巨大な綱を引くまつりで、琉球王国時代から伝統が受け継がれています。繁栄や幸福の願いを込めて繰り広げられる、約30分もの激闘。綱引きの前に行なわれる、東西各7種類・重さ約40~60キロもの旗を先頭にした行進も必見です。※コロナ禍のため、事前参加登録制・引手人数3,200名限定での開催となります。
まつりにまつわる物語
使用される綱は、「わらで製作された世界一の綱」としてギネスブックに登録されています。毎年新しいものがつくられながら年々長くなっており、2019年の大会時には全長200メートルに到達。観光客も参加でき、まつり終了後は綱の一部を持ち帰ることができます。家内安全、商売繁盛、厄除けなどのお守りとしてご利益があるといわれています。
あわせて楽しみたい
識名園(しきなえん)は琉球王国の時代に、国王一家の保養や外国からの使者の接待などに利用されていた別邸です。約12,726坪もの広さを誇り、琉球王国のグスク及び関連遺産群のひとつとしてユネスコの世界遺産に登録されています。「心」の字をくずした形の池を中心とした庭園は必見。
地元の方からひとこと
高校生から70代まで、普段接することのない人たちが集まり、旗頭1本あるだけで年の差を埋めることができます。