かがり火を囲んでの盆踊り。笛や太鼓が静かに鳴り響く
毛馬内盆踊り
まつりの概要
江戸時代の中期から現在に至るまで、特徴的な装束や所作を継承している、情緒豊かで優雅な盆踊り。 大太鼓と笛の囃子に合わせて踊る「大の坂」と、唄のみで踊る「甚句」の2つで構成され、路上に焚いたかがり火を囲んで踊ります。
まつりにまつわる物語
浴衣ではなく、男性は紋付姿、女性は留袖の衣装で踊るのは先祖への敬意を示すため。男女ともに手拭いで顔を覆い隠すのが特徴です。この由来には諸説ありますが、位の高い武士が身分を隠すために顔をしたのが始まりとも言われます。
あわせて楽しみたい
雪深いエリアである十和田毛馬内では、「こもせ」と呼ばれるアーケードのような大きな屋根をもつ特徴的な建築様式を見ることができます。ユネスコ世界文化遺産に登録された、ストーンサークルと呼ばれる縄文時代の遺跡「大湯環状列石」など、ロマンに満ちた名所もあります。
地元の方からひとこと
3年ぶりの開催で久しぶりに踊りましたが毛馬内盆踊りの楽しさを再認識することができました。来年もまた参加したいです。