高さ9メートルのやぐらで、雄々しい獅子が離れ業を披露
朝倉の梯子獅子
まつりの概要
太鼓や笛が鳴り響くなか、2人1組になった獅子が31段のはしごを登り、高さ9メートルのやぐらのうえで、風に揺られながら曲芸的な舞を披露。前転や屈伸運動などのアクロバティックな動きは、熱意や誇りが感じられ、ぐっと胸に迫ってきます。
まつりにまつわる物語
安土桃山時代、猪が朝倉村の農作物を荒らし、甚大な被害が出たことがあったそう。村人がはしごを使って猪を退治したところ、翌年は大豊作に恵まれました。その豊年の祝いと猪の供養として、獅子舞を演じたのが由来とされています。
あわせて楽しみたい
その品質の高さから「江戸送り日本一」と評価された知多木綿。江戸期にその生産の中心地となった知多市・岡田地区には、現在も古い街並みが残り、趣のある風景が楽しめる散策スポットとなっています。知多木綿のアンテナショップや手織り体験施設などもあります。
地元の方からひとこと
参加者も増えてきましたので、われわれがバックアップして地域の宝として毎年続けていきたいです。