江戸時代から続く自然の神々に天候の無事や五穀豊穣を願う行事
塙の天祭
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まつりの概要
毎年9月1日に最も近い日曜日に栃木県那須烏山市三箇の松原寺にて行われる天祭の行事です。天祭とは、太陽や月などの自然の神々に天候の無事や五穀豊穣を願う行事のことです。また、神官と僧侶が一緒に神様と仏様に祈りを捧げる「神仏混交」の要素を持つ希少な祭りです。

まつりにまつわる物語
約350年前に高野山で修行を修めた鳥海上人が凶作に苦しむ農民に唄や踊りを教え癒そうとしたことが起源と伝えられています。一時は踊り手である青年が少なくなり行事が中断されていましたが、今では地元の小中学生が踊り手として参加し継承しています。1982年に国選択無形民俗文化財に指定されています。
あわせて楽しみたい
JR烏山線の滝駅から徒歩5分のところに「竜門の滝」という高さ20m、幅65mの大滝があります。滝の周辺には遊歩道が整備されており春には桜、秋には紅葉と四季折々の景色を堪能できる景勝地です。また、滝の近くにある龍門ふるさと民芸館の中には「竜門カフェ」があり滝を眺めながら休憩することができます。

