15メートルの竹の先に房をつけ「ホイサホイサ」と担ぎ周る

羽黒山神社梵天祭り

  • 毎年11月第3土・日曜日
  • 栃木県宇都宮市今里町(羽黒山神社)

まつり動画配信中祭りドキュメンタリー

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まつりの概要

梵天と呼ばれる神具を神社に奉納するおまつりです。梵天は15メートルもの長さで、竹でできており、和紙やビニールテープなどでつくった房が先端についています。はっぴを身に着けた若者たちが、その梵天を跳ね上げながら町内を練り歩きます。力強いかけ声とともに山頂の神社に向かう姿は壮観です。

映像サムネイル

まつりにまつわる物語

梵天の房は神さまを招く目印になるもので、赤や黄など色とりどり。「ホイサホイサ」というかけ声とともに山頂までの3キロメートルの参道を登り、各地域から数十本の梵天が集まります。神社に着くとやぐらに梵天を立てつけて奉納。秋の収穫を祝い、縁起物の祝い餅などもまかれます。

あわせて楽しみたい

市内に200軒以上もの餃子専門店があることで有名な宇都宮ですが、全国バーテンダー技能競技大会の優勝者が2番目に多いことなどから、「カクテルのまち」としても名を馳せています。そのほか、百人一首ゆかりの地であることと「同時にかるた遊びをした最多人数」でギネス記録に載っていることから「百人一首のまち」としての顔も。

神社までの厳しい道のりに臨む前に、お互いの団体の健闘を祈り、高さを競うように梵天を跳ね上げる
終盤の難所「カラッソ坂」を登る頃には、身も心も煩悩から離れて、清らかな「からっぽ」な状態になるといわれている

地元の方からひとこと

普段はまったく知らない若い人も、心が一つになります。おまつりをやることで、ほかの行事をやるときにも、声をかけやすくなります。

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