キリコや神輿が激しく暴れ回る。豪快な光景が見どころ
あばれ祭
まつりの概要
「キリコ」と呼ばれる大灯篭と「あばれ神輿」が有名なまつり。たくさんのキリコがたいまつの火の粉を浴びながら進みます。神輿は海や川、火のなかに投げ込まれたり、地面に叩きつけられたり。猛々しい神・スサノオノミコトがあばれる人々を喜ぶそうです。
まつりにまつわる物語
350年前にこの地で疫病が流行った際、スサノオノミコトを京都の八坂神社より招いて祭礼を行なうと、病人が救済されたそうです。それを人々が感謝して、キリコ(担ぎ棒のついた巨大な灯籠)をつくり町中を練り歩いたのが始まりであると伝えられています。
あわせて楽しみたい
魚介の宝庫・富山湾に面したこのエリアには、おいしい海鮮料理が味わえるお店が軒を連ねます。昔から漁師たちに重宝されている「能登マキリ」という伝統工芸品は、日本最古のアウトドアナイフともいわれ、老舗鍛冶店「ふくべ鍛冶」で製造されています。
地元の方からひとこと
今年は神輿がいい潰れ方をしているので神様(スサノオノミコト)も喜んでくれていると思います。