砂の雨を降らせ、来年の五穀豊穣を祈願する
砂かけ祭
まつりの概要
五穀豊穣を願って行なわれる「砂かけ祭」には、1,300年以上の歴史があります。田を耕す人の役、木製の面をかぶった牛役の人々が登場し、農作業の一連の所作を演じたあと、砂を雨に見立ててかけ合います。砂をかければかけるほど、雨に恵まれ豊作になるといわれています。
まつりにまつわる物語
農作業の工程を模擬的に演じて豊作を願う「お田植祭」は、各地に見られます。この祭典も正式名称は「お田植祭」ですが、砂を雨に見立ててかけ合うことから「砂かけ祭」と呼ばれるようになりました。
あわせて楽しみたい
県営の馬見丘陵公園は、四季折々の花々と野鳥を楽しむことができる都市公園です。また、園内に多数の古墳が点在しており、歴史的な遺跡に触れることができます。大型遊具や広場などもあり、大人から子どもまで楽しめます。
地元の方からひとこと
みなさんに集まってもらわないと祭りは盛り上がらないので、これからも来てもらえるよう、祭りを守っていきたいです。