古来からの姿を残す、男児4人による9曲の舞
加茂神社の稚児舞
まつりの概要
加茂地区で選ばれた4人の男児が、土を踏まないように大人の肩車で村めぐりをしたあと、境内の舞台で太鼓、笛の囃子にあわせて9つの舞を演じます。五穀豊穣を感謝して奉納され、地元では「カットンド」と呼ばれ親しまれています。
まつりにまつわる物語
祭囃子の音転から「カットンド」とも呼ばれている稚児舞で、古くから伝承される化粧法で頬紅などをさした地元の児童が、古式ゆかしい舞を披露します。1か所で9曲も伝わるのは珍しいとされています。
あわせて楽しみたい
「日本のベニス」と呼ばれている射水市は、川沿いに連なる漁船の風景が美しく、劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』や映画『君は月夜に光り輝く』などのロケ地にもなっています。漁港では、ズワイガニや甘えびなどの魚介類がよくとれ、活気あふれるセリを見ることができます。
地元の方からひとこと
950年以上の歴史がある稚児舞をなんとか後世に残したいという気持ちで一生懸命取り組んでいます。