厳しい登拝を通じて、子どもから大人への成長を願う
羽田のお山がけ
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まつりの概要
男児の成長と息災を祈念して、江戸時代から行なわれている行事。数え7歳になった男児が、羽田山の月山・早馬・羽黒などの神社を拝しながら、山頂の奥の院を約1時間かけて目指します。女児向けの祈願は羽田神社の本殿にて実施されます。

まつりにまつわる物語
子どもが健康に育つことが難しかった江戸時代。7歳は幼年から少年になる節目でした。甘えを断ち切るために、登拝の際は親ではなく親戚などの男性の同行のみ。帰宅後は、親戚や近所を招いて無事終了したことを報告します。お山がけをしないものは、一人前の男とみなされなかったため、成長過程において重要な儀礼とされていました。
あわせて楽しみたい
約2kmもの遠浅の海岸線と砂浜が人気の大谷海岸は、東日本大震災から10年の時を経て、2021年夏に海水浴場として復活しました。このほか気仙沼市内には、朝の魚市場や、牡蠣漁師と巡るいかだクルーズ、NHK朝の連続ドラマ『あまちゃん』の舞台のまち歩きなど、さまざまな体験ツアーがあります。


地元の方からひとこと
数え7歳という歳を境にして、これまでの成長のお祝いと、これからの健やかな健康をご祈願するお祭りです。