白く美しい紙吹雪のなか、男たちが刀と舞う
蓮池の太刀踊
まつりの概要
西ノ宮八幡宮の秋祭りに合わせて奉納される、約700年の歴史を誇る踊りです。二人一組で向かい合った男たちが、着物袴に白いたすきをかけ、真剣を抜き放って披露。クライマックスでは、一人が構えた剣にもう一人が紙束を当てにいくことで、白い紙吹雪が舞います。
まつりにまつわる物語
南北朝時代に、武将の戦勝を祝い奉納したことが起源とされています。伝承活動として、地元小学校でも踊りの出前授業を開催。2013年には、当時小学生で、後に阪神タイガースにドラフト1位で入団する森木大智さんも真剣を手にし、舞を披露していました。
あわせて楽しみたい
市内にある「宇佐しおかぜ公園」は、海に面した公園で、2頭の大きな親子クジラのモニュメントがシンボル。ホエールウォッチングの船が出港する場所としても知られています。潮風を感じながら海辺を散歩するのもおすすめです。
地元の方からひとこと
真剣を使った戦勝奉納の踊りです。子どもがメインで太刀を真剣で切るように踊ります。