奇想民俗博物館「まつりと」展が品川、銀座、大阪で開催
日本のまつり探検プロジェクト「まつりと」による企画展が、キヤノンギャラリー50周年企画展の一つとして、品川、銀座、大阪の3つのギャラリーで開催されます。
ギャラリーごとに異なるテーマで開催し、品川は「森羅万象に宿る神々」、銀座では「祈り、舞い、祝う人々」、大阪では「小さな村の不思議な祭り」をテーマにした作品を展示します。「まつりと」プロジェクトメンバーが訪れた全国150以上の祭りを主な題材にしながらも、プロジェクト紹介としてではなく、日本の伝統的な祭りの現代における新たな価値を多くの人に伝えていこうという試みです。
キヤノンギャラリー S(品川)では、「森羅万象に宿る神々」をテーマに、地域の人々が日本各地に伝わるさまざまな神や鬼に扮した姿をはじめ、神々とコミュニケーションするために行われる神事、神々の乗り物である神輿や曳山を撮影した作品を展示します。さらに、キヤノンフォトコレクション収蔵作品より、日本を代表する民俗写真家・芳賀日出男氏による作品「日本の民俗」や、秋田県の人形道祖神の実物、「村を守る不思議な神様」で注目を集める宮原葉月氏の原画も展示します。
キヤノンギャラリー銀座では「祈り、舞い、祝う人々」をテーマに、さまざまな祈りのかたち、地域の歴史に根ざした神楽や盆踊り、風流踊り、獅子舞などの様子、また祭りを祝い、喜び、笑い、熱中する人々の姿や感情を写し取った作品を展示します。
キヤノンギャラリー大阪では「小さな村の不思議な祭り」をテーマに、山村や離島で伝承されてきた不思議な祭りに焦点をあて、不思議な姿をしている神様や、独特の衣装、舞踊、儀礼など、都市部から離れた地域に残る文化の多様性と豊かさを写し取った作品を展示します。
[会場・開催期間]
・キヤノンギャラリー S(品川)
2024年1月20日〜2024年3月4日
・キヤノンギャラリー銀座
2024年2月20日〜2024年3月2日
・キヤノンギャラリー大阪
2024年2月20日〜2024年3月2日